心と体を癒す隠れた名所
皆さん、最近どこか新しい場所を訪れたいと思っていませんか?忙しい日常から少し離れて、心と体を癒すための旅に出てみましょう。特に、日々の生活に余裕が出てきた世代の方々には、じっくりとその魅力を味わえる「隠れた名所」をご紹介したいと思います。今回は、観光地としてはそれほど有名ではないものの、訪れると心が豊かになるような場所を取り上げました。リラックスしながら、ぜひご覧ください。
1. 日本庭園の美しさを再発見する「足立美術館」
まずご紹介したいのが、島根県にある「足立美術館」です。足立美術館は、その見事な日本庭園で国内外から高い評価を受けており、ゆったりとした時間を過ごすには絶好の場所です。日本庭園の繊細な美しさと、四季折々に移り変わる景色は、まさに日本の美の象徴と言えます。
日本庭園を眺めながら、自然と一体となった静寂の時間を楽しむことができ、心が穏やかになるとともに、日本の伝統文化の奥深さを感じることができます。さらに、館内には美術品が数多く展示されており、日本画の巨匠たちの作品も鑑賞できます。日本の風景画や美術に興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。
アクセス方法
足立美術館へは、米子空港からのアクセスが便利です。空港から車で約40分ほどで到着します。また、JR松江駅から無料の送迎バスも運行しており、公共交通機関でも気軽に訪れることができます。
2. 歴史と自然が共存する「大原三千院」
次にご紹介するのは、京都府にある「大原三千院」です。大原の山間に位置するこのお寺は、京都の中でも比較的人の少ないエリアにあり、静かに参拝を楽しむことができる隠れた名所です。三千院の庭園は広く、春には桜、夏には青もみじ、秋には紅葉、冬には雪景色と、四季折々の美しい風景が広がります。
三千院には、わらべ地蔵が佇む「わらべ地蔵の庭」や、「有清園」といった趣のある庭園があり、歩きながら眺めると心が洗われるような気持ちになります。また、苔むした庭の中で静かにたたずむわらべ地蔵の姿は、訪れる人々の心に安らぎを与えてくれるでしょう。心静かに過ごせる時間が、ここにはあります。
[るるぶ-まちといろ-JTBパブリッシング-旅行ガイドブック-編集部]
アクセス方法
大原三千院へは、京都市内からバスで1時間ほどで到着します。京都駅や四条河原町から大原行きのバスが運行しており、途中の風景を楽しみながらのんびりとアクセスできます。
3. 島の自然と歴史が息づく「佐渡島」
佐渡島は新潟県に位置し、自然豊かな環境と、歴史ある文化が融合した独特の魅力を持っています。佐渡島は、歴史的には流罪の地として知られ、多くの歴史人物が訪れた地です。現在では、島全体が観光地となり、素朴で温かみのある雰囲気が魅力です。
佐渡島では、金山跡や歴史的建造物を訪れることで、歴史を感じることができます。また、島ならではの美しい海岸線や、豊かな自然も楽しめるため、観光に適した季節には多くの人々が訪れます。観光スポットが多岐にわたるため、何度訪れても新たな発見があるのが佐渡島の良さです。
アクセス方法
佐渡島には新潟港からフェリーが出ており、約2時間半で到着します。フェリーでは船内でゆったりと過ごすことができ、海風を感じながら島へ向かう時間も旅の楽しみの一つです。
4. 温泉とアートが融合した「別府温泉」
別府温泉は大分県にある日本有数の温泉地ですが、その魅力は温泉だけにとどまりません。最近では、アートプロジェクトと組み合わせた「別府温泉アート」が話題を集めており、温泉を楽しみながら芸術作品も楽しめる場所となっています。
別府の町には、至る所にユニークなアート作品が点在しており、温泉街の新しい魅力を発見することができます。特に、温泉と一緒にアート鑑賞を楽しめるのは他の温泉地にはない特徴で、温泉に浸かりながら感性も磨かれるでしょう。
アクセス方法
別府温泉は、別府駅からのアクセスが非常に良好です。博多や大分からも電車やバスで簡単にアクセスでき、車での移動も快適です。温泉街は比較的コンパクトなため、徒歩でも移動しやすく、散策にぴったりです。
[るるぶ大阪25-るるぶ情報版-JTBパブリッシング旅行ガイドブック編集部]
5. 木々に囲まれた静寂の空間「白川郷」
岐阜県の山間に位置する「白川郷」は、合掌造りの家屋が立ち並ぶ、日本の伝統的な農村風景を今に残す地域です。1995年にはユネスコの世界遺産に登録され、国内外から観光客が訪れるようになりましたが、それでも静かな時が流れるこの場所は、忙しい日常から離れてゆったりと過ごしたい方におすすめです。
白川郷の合掌造りの家屋は、独特の構造が美しく、四季折々に異なる表情を見せます。冬には雪に覆われ、幻想的な景色が広がり、夏には青々とした田んぼや山々が美しいコントラストを生み出します。自然と建築が一体となった風景は、訪れる人々を魅了します。
アクセス方法
白川郷へは、名古屋や高山からのバスでアクセスするのが便利です。バスの車窓からの風景も楽しめ、移動時間も旅の一部として感じることができます。
6. 日本海を望む絶景「輪島の千枚田」
石川県の能登半島に位置する「輪島の千枚田」は、日本海を背景に広がる美しい棚田の風景で知られています。輪島の千枚田は、大小さまざまな田んぼが階段状に連なる景観が特徴で、海に沈む夕日を背景にした景色は、まさに絶景です。
この棚田は四季を通じて異なる表情を見せており、特に秋の収穫期や冬の雪景色は一見の価値があります。地元の農家が大切に育てた稲が風に揺れる姿や、田植え時期の水田に映る空の色など、自然と人が共に作り上げた風景が楽しめます。
アクセス方法
輪島の千枚田へは、能登空港から車で約30分の距離です。また、公共交通機関を利用する場合は、金沢駅からバスで輪島まで向かい、輪島市内からのタクシーやレンタカーを活用するのが便利です。
7. 静寂と神秘が広がる「竹富島」
沖縄県の竹富島は、白砂の道や琉球赤瓦の屋根が特徴的な、のどかな離島です。訪れる人も多くないため、まるで時が止まったかのような静けさの中で、のんびりと過ごすことができます。島全体が保存地区に指定されており、琉球王朝時代の風景がそのまま残る独特の雰囲気が魅力です。
竹富島では、美しい砂浜や珊瑚礁の海を眺めながら、ゆっくりと散策を楽しむことができます。特に、星砂が有名な「カイジ浜」や、透き通った海が美しい「コンドイビーチ」など、自然と触れ合えるスポットも多く、心身ともにリフレッシュできます。また、水牛車に乗りながら島内を巡るツアーも人気があり、沖縄の伝統文化を感じることができます。
[るるぶ大阪25-るるぶ情報版-JTBパブリッシング旅行ガイドブック編集部]
アクセス方法
竹富島には、石垣島からフェリーで約10分ほどでアクセスできます。石垣空港から石垣港までの移動はバスやタクシーで可能で、比較的気軽に訪れることができます。
8. 古き良き日本の街並み「飛騨高山」
岐阜県の飛騨高山は、「小京都」とも呼ばれる美しい街並みが特徴の観光地です。江戸時代の風情が残る「古い町並」エリアでは、木造の町家が軒を連ね、時代劇の世界に迷い込んだかのような感覚を味わうことができます。町全体が美しく整備されており、ゆったりとした雰囲気の中で歴史と文化を楽しむことができます。
飛騨高山では、地元の特産品である「飛騨牛」や「高山ラーメン」を味わうこともできます。また、春と秋には「高山祭」と呼ばれる華やかな祭りが開催され、伝統的な山車や屋台が街を彩ります。この祭りは、ユネスコの無形文化遺産にも登録されており、古い町並みと祭りの光景が重なる美しい瞬間は、多くの観光客を魅了します。
アクセス方法
飛騨高山へは、名古屋から特急電車で約2時間半、もしくは高速バスでアクセスすることが可能です。車での移動も可能ですが、冬季は雪の影響で運転が難しいこともあるため、公共交通機関を利用するのが便利です。
9. 四季折々の美しい自然が魅力「小樽運河」
北海道の小樽市にある小樽運河は、運河沿いの歴史ある倉庫群と美しい街並みが特徴の観光地です。特に、夕暮れ時や夜にはガス灯が点灯し、ロマンチックな雰囲気が広がります。四季を通じて異なる表情を見せるこの場所は、のんびりと散策しながらその魅力を楽しむのに最適です。
春から夏にかけては運河沿いに咲く花々が彩りを添え、冬には雪景色が運河に映り、幻想的な風景が広がります。冬季には、氷のランタンが灯る「小樽雪あかりの路」というイベントも開催され、静かな雪の中で温かみのある明かりに包まれた運河の風景を楽しむことができます。
アクセス方法
小樽運河へは、札幌から電車で約30分の距離にあります。小樽駅からは徒歩でもアクセスでき、周辺にはガラス工芸やスイーツの店などもあるため、散策を楽しみながら訪れることができます。
[るるぶ大阪25-るるぶ情報版-JTBパブリッシング旅行ガイドブック編集部]
10. 癒しのパワースポット「高野山」
和歌山県の高野山は、弘法大師空海が開いた真言密教の聖地として知られています。標高800メートルに位置し、静寂と神秘が広がるこの場所は、心を落ち着かせたい方におすすめの隠れた名所です。歴史的な寺院が点在しており、中でも「金剛峯寺」や「奥之院」は必見のスポットです。
高野山では、宿坊と呼ばれる寺院に宿泊することができ、そこで精進料理を味わいながら瞑想体験や朝の勤行に参加することも可能です。心身ともにリフレッシュできる環境が整っており、訪れるだけで心が浄化されるような感覚を味わえるでしょう。
アクセス方法
高野山へは、大阪のなんばから南海電鉄でアクセス可能です。ケーブルカーとバスを乗り継いで到着するため、山道を楽しみながらゆったりと向かうことができます。
11. 風情溢れる温泉街「草津温泉」
群馬県の草津温泉は、湯量豊富な温泉地として知られており、「湯畑」という源泉が中心にあります。草津温泉の湯畑は、湧き出した温泉が湯の花とともに石畳を流れる独特の景観を作り出しており、湯けむりが立ち昇る様子は幻想的です。湯畑周辺には足湯が設けられており、観光客が気軽に温泉を楽しめるのも魅力です。
また、草津温泉には「熱乃湯」という施設があり、ここでは草津ならではの「湯もみ」の実演を見ることができます。湯もみは、温泉の温度を下げるために木の板で湯をかき混ぜる伝統的な方法で、そのパフォーマンスが見どころの一つです。風情ある温泉街を散策し、地元の特産品を楽しむのも、草津温泉の醍醐味です。
アクセス方法
草津温泉へは、JR長野原草津口駅からバスでアクセスが可能です。東京から直通の高速バスも運行しており、電車やバスで快適に訪れることができます。
12. 美しい渓谷が広がる「猊鼻渓」
岩手県の猊鼻渓(げいびけい)は、切り立った岩壁が連なる美しい渓谷で、船下りを楽しめる観光スポットとして人気があります。猊鼻渓の船下りは、船頭さんの竿で川を進む伝統的な方法で、四季折々の自然を楽しみながら渓谷美を堪能できます。特に秋の紅葉や、冬の雪景色は圧巻です。
船頭さんの歌声が響く中、川の流れに身を任せてゆったりとした時間を過ごせるため、自然と心が落ち着くでしょう。日本ならではの渓谷美と、風情ある船下りの体験は、訪れる人々に特別な思い出を残してくれます。
[まっぷる-四国八十八か所-お遍路の旅-まっぷるマガジン四国-旅行ガイドブック]
アクセス方法
猊鼻渓へは、岩手県の一ノ関駅からバスで約30分ほどでアクセス可能です。東北地方の他の観光地と併せて訪れるのもおすすめです。
13. 歴史を感じる港町「長崎」
長崎県の長崎市は、異国情緒あふれる港町であり、歴史的な建物や美しい夜景が楽しめる場所です。かつて鎖国時代の唯一の開港都市として、日本と西洋の文化が融合した独特の雰囲気を持っています。長崎の夜景は「世界新三大夜景」にも選ばれており、稲佐山からの眺望は息をのむ美しさです。
また、グラバー園や大浦天主堂といった歴史的な建築物も点在し、長崎の歴史に触れることができます。カステラやちゃんぽんなどの地元グルメも楽しむことができ、五感で長崎の魅力を満喫できるでしょう。
アクセス方法
長崎へは、長崎空港から市内行きのバスで約40分ほどでアクセス可能です。空港からのアクセスが良好で、観光地も市内にまとまっているため、周遊しやすい環境です。
14. 神秘の鍾乳洞「秋芳洞」
山口県の秋芳洞(あきよしどう)は、日本最大級の鍾乳洞として知られており、長い年月をかけて自然が作り上げた神秘的な空間が広がっています。洞窟内は一年を通じて気温が一定で、夏は涼しく、冬は温かいため、どの季節でも快適に観光が楽しめます。
秋芳洞内には、巨大な石筍や鍾乳石が並び、まるで異世界に迷い込んだかのような光景が広がっています。特に「百枚皿」と呼ばれる自然が作り出した階段状の地形や、「黄金柱」といった見どころがあり、自然の神秘を間近で感じられる場所です。
アクセス方法
秋芳洞へは、JR新山口駅からバスで約40分で到着します。車でのアクセスも便利で、広島や福岡からも日帰りで訪れることができるため、観光の際に立ち寄りやすい場所です。
[MINNU-アイマスク-遮光率99-99%-サイズ調整可能-収納袋付(ブラック)]
15. 温泉と風情ある町並みが楽しめる「有馬温泉」
兵庫県に位置する有馬温泉は、日本最古の温泉地の一つとして知られ、古くから多くの人々に親しまれてきました。有馬温泉の特徴は、金泉と銀泉と呼ばれる異なる泉質の温泉です。金泉は赤褐色の湯で、ミネラルが豊富なため、体がよく温まるとされています。銀泉は無色透明で、さらりとした肌触りが特徴です。
有馬温泉の温泉街は、石畳の路地や古風な建物が並び、風情ある雰囲気が漂います。温泉に浸かった後は、地元の食材を使った料理や、お土産店を巡りながらゆっくりと過ごすのもおすすめです。
アクセス方法
有馬温泉へは、大阪や神戸から電車やバスでアクセスが便利です。新神戸駅から直通のバスもあり、気軽に訪れることができます。
16. 四万十川の清流を楽しむ「四万十川」
高知県の四万十川は、「日本最後の清流」として知られており、透き通った美しい水が特徴です。四万十川では、カヌーや川下りを楽しむことができ、自然と触れ合いながら清流の風景を堪能できます。川沿いには美しい景色が広がり、ゆったりとした時間が流れているため、自然の中でリフレッシュしたい方におすすめの場所です。
特に、四万十川には「沈下橋」と呼ばれる独特の橋があり、増水時に水没することで有名です。この沈下橋は四万十川を象徴する風景の一つで、写真を撮る人々にも人気があります。川沿いには季節ごとに異なる花々が咲き、自然の息吹を感じながらの散策も楽しめます。
アクセス方法
四万十川へは、高知空港から車で約1時間半ほどでアクセス可能です。また、松山や高知から電車やバスでもアクセスでき、四万十川沿いを巡る観光ルートも充実しています。
17. 豊かな自然と歴史を感じる「比叡山延暦寺」
滋賀県と京都府の県境に位置する比叡山延暦寺は、世界遺産にも登録されている日本仏教の聖地です。比叡山の頂上付近に位置し、標高約800メートルの高さからは琵琶湖や京都市内の絶景を一望できます。延暦寺は天台宗の総本山であり、歴史的価値が高く、厳かな雰囲気が漂う神聖な場所です。
比叡山延暦寺は、広大な敷地内に複数の堂宇が点在しており、散策しながら参拝を楽しむことができます。特に「根本中堂」は、国宝に指定されており、その荘厳な建築は訪れる人々に感銘を与えます。また、秋には紅葉が美しく、季節ごとに異なる表情を見せる比叡山の自然も魅力の一つです。
アクセス方法
比叡山延暦寺へは、京都市内や大津市から比叡山ケーブルカーやロープウェイを利用してアクセスすることができます。車でのアクセスも可能で、山道を登りながら美しい景色を楽しむことができます。
18. 名水百選に選ばれた「忍野八海」
山梨県の忍野村に位置する「忍野八海」は、富士山の雪解け水が湧き出した湧水池群で、澄み渡る美しい水が特徴です。忍野八海は名水百選にも選ばれており、その水の透明度と神秘的な青色が訪れる人々を魅了します。池の底まで透き通って見えるその光景は、まさに自然が作り出した芸術と言えます。
忍野八海には、それぞれに異なる特徴を持つ八つの湧水池があり、ゆっくりと巡りながら散策を楽しむことができます。富士山を背景に、静かな湧水池を眺めながら歩く時間は、心を落ち着かせてくれるでしょう。また、近隣には古民家風の茶屋もあり、のどかな雰囲気の中でゆったりとしたひとときを過ごせます。
アクセス方法
忍野八海へは、富士急行線の富士山駅からバスでアクセス可能です。富士山観光と合わせて訪れるのもおすすめで、四季折々の美しい風景が楽しめます。
19. 美しい海岸線が広がる「三陸復興国立公園」
東北地方の三陸海岸沿いに広がる「三陸復興国立公園」は、美しいリアス式海岸が特徴の自然豊かな公園です。岩手県から宮城県にかけての広範囲にわたり、多様な自然景観とともに、東日本大震災の復興の象徴としても重要なエリアです。特に、断崖絶壁から望む雄大な太平洋の景色は圧巻で、多くの観光客がその壮大な景色に魅了されています。
三陸復興国立公園では、遊歩道や展望台が整備されており、気軽に散策しながら海の絶景を楽しむことができます。また、自然観察や海洋生物の観察も可能で、季節ごとに異なる自然の姿に触れることができるのも魅力の一つです。潮風を感じながら歩くことで、心が洗われるような感覚を味わえるでしょう。
アクセス方法
三陸復興国立公園へのアクセスは、東北地方各地からバスや電車での移動が可能です。盛岡や仙台からの観光バスも運行しており、複数のエリアを回るプランも充実しています。
[るるぶ大阪25-るるぶ情報版-JTBパブリッシング旅行ガイドブック編集部]
20. 南国の楽園「奄美大島」
鹿児島県の奄美大島は、手つかずの自然が広がる南国の楽園で、エメラルドグリーンの海や、亜熱帯の森が訪れる人々を魅了します。奄美大島の海岸線では、シュノーケリングやカヤックを楽しむことができ、海中に広がるサンゴ礁や多彩な魚たちと触れ合える絶好のスポットです。
奄美大島はまた、希少な動植物が生息していることでも有名です。特に、奄美大島特有の「アマミノクロウサギ」は、国の天然記念物にも指定されており、豊かな生態系が守られています。大自然の中で静かに過ごす時間は、都会の喧騒から離れて心身ともにリフレッシュさせてくれるでしょう。
アクセス方法
奄美大島へは、鹿児島空港や関西・東京からの直行便が運航しています。島内はレンタカーでの移動が便利で、のんびりとしたペースで観光スポットを巡ることができます。
21. アートと自然が共存する「直島」
香川県の直島は、アートと自然が融合した島として、国内外で高い評価を受けています。直島には、現代アートの美術館や野外アート作品が点在しており、島全体がアート空間のように感じられます。特に、地中美術館やベネッセハウスミュージアムなどの施設では、自然と一体化した建築とアート作品が展示され、感性を刺激する体験が楽しめます。
また、島の至るところに設置されたアート作品を散策しながら見て回るのも直島の楽しみ方の一つです。自然と調和したアートが点在する景観は、訪れる人々に新しい発見をもたらし、心に残る風景を作り上げています。
アクセス方法
直島へのアクセスは、高松港や岡山県の宇野港からフェリーで約20~30分程度で行くことができます。船での移動も旅の一部として楽しめ、穏やかな瀬戸内海の風景も一緒に満喫できます。
22. 癒しの森林浴が楽しめる「屋久島」
鹿児島県の屋久島は、1993年にユネスコの世界遺産に登録された自然豊かな島で、特に「縄文杉」や「白谷雲水峡」の原生林が有名です。屋久島は、年間を通じて多くの雨が降るため「1か月に35日雨が降る島」とも言われており、そのおかげで豊かな森林が育まれています。壮大な自然に囲まれた屋久島は、まさに癒しの楽園です。
屋久島の森では、樹齢1000年以上の縄文杉をはじめとする巨木たちが、訪れる人々を圧倒します。森の中を歩くことで、自然と一体化したような感覚を味わい、日常の疲れを癒すことができるでしょう。また、屋久島には、亜熱帯の植物や川、滝など、息をのむような美しい景観が広がっており、冒険心をくすぐられる場所でもあります。
[るるぶ大阪25-るるぶ情報版-JTBパブリッシング旅行ガイドブック編集部]
アクセス方法
屋久島へは、鹿児島空港からの直行便や高速船、フェリーが利用可能です。島内の移動にはレンタカーが便利で、自然散策や観光スポットを巡るのに最適です。
23. 日本三景の一つ「天橋立」
京都府の天橋立は、日本三景の一つに数えられる絶景スポットです。全長約3.6キロにわたる砂州が海の上にかかり、まるで「天に架かる橋」のように見えることからその名がつきました。展望台からは「股のぞき」と呼ばれる独特の眺め方で、天橋立が天に向かって立ち上がっているかのような不思議な光景を楽しむことができます。
天橋立周辺には、観光船やレンタサイクルなど、さまざまなアクティビティも充実しており、風光明媚な海辺の景色を楽しみながらゆったりと散策することが可能です。また、海沿いの温泉や、新鮮な海の幸を楽しめるレストランもあり、自然とグルメを同時に満喫できる場所です。
アクセス方法
天橋立へは、京都市内から電車で約2時間程度でアクセスできます。天橋立駅から観光船やレンタサイクルで景色を楽しむことができ、アクセスも便利です。
24. 山陰の小京都「津和野」
島根県の津和野は、「山陰の小京都」と称される情緒ある町で、石畳の道や古い武家屋敷が並び、歴史を感じさせる町並みが広がっています。特に「太鼓谷稲成神社」は、日本五大稲荷の一つに数えられ、赤い鳥居が続く参道は訪れる人々に神秘的な印象を与えます。
津和野では、町を流れる清らかな川で泳ぐ鯉を見ることができ、のんびりとした時間が流れています。古き良き日本の風景が残るこの町は、忙しい日常から離れてゆったりと過ごしたい方にぴったりの場所です。また、地元の伝統工芸品や特産品を楽しむこともでき、歴史と文化を感じることができるでしょう。
アクセス方法
津和野へは、JR山口線を利用してアクセスすることが可能です。広島や山口からの観光列車もあり、車窓からの風景を楽しみながらのんびりと訪れることができます。
[るるぶ伊勢-志摩25-るるぶ情報版-JTBパブリッシング-旅行ガイドブック]
25. 四国の秘境「祖谷渓」
徳島県にある「祖谷渓(いやけい)」は、険しい山々と清らかな川が織りなす秘境と呼ばれる景勝地です。祖谷渓では、平家の落人が隠れ住んだと伝えられる「かずら橋」という藤の蔓で作られた吊り橋があり、スリル満点の観光スポットとして人気を集めています。この橋を渡る際には、足元の隙間から川が見え、非日常感を味わえることでしょう。
また、祖谷渓周辺では美しい山々や深い渓谷の景色を楽しむことができ、四季折々の自然が訪れる人々を癒してくれます。特に、秋の紅葉シーズンには山々が鮮やかな色に染まり、訪れる人々を魅了します。古き良き日本の風景が広がり、都会の喧騒を忘れてゆったりと過ごせる場所です。
アクセス方法
祖谷渓へは、徳島市から車で約2時間ほどの距離にあります。バスも運行していますが、山道が多いため、レンタカーでのアクセスが便利です。
26. 静かな温泉地「湯布院」
大分県の湯布院は、のどかな田園風景が広がる温泉地で、リラックスしたい方に最適な隠れた名所です。湯布院の中心部には「湯の坪街道」と呼ばれる散策エリアがあり、地元の特産品やスイーツを楽しめるショップが並んでいます。湯布院の温泉は湯量が豊富で、様々な泉質の温泉があり、心身ともにリフレッシュすることができます。
湯布院には「金鱗湖」という湖があり、特に朝方に霧が立ち込めると幻想的な風景が広がります。この湖周辺にはアートギャラリーやカフェも点在しており、散策しながら美しい景色とともにゆったりとした時間を楽しむことができます。温泉街の落ち着いた雰囲気が、心を癒してくれるでしょう。
アクセス方法
湯布院へは、JR大分駅から特急電車で約50分ほどでアクセス可能です。また、福岡からの直通バスも運行しており、アクセスしやすい温泉地です。
27. 四季折々の自然が魅力「裏磐梯」
福島県の裏磐梯(うらばんだい)は、磐梯山の麓に広がる美しい自然が魅力の観光地です。五色沼や桧原湖といった湖沼群が点在し、青や緑、オレンジといったさまざまな色を見せる水面が幻想的です。四季を通じて異なる表情を見せる裏磐梯は、特に秋の紅葉が美しく、多くの観光客が訪れます。
裏磐梯では、ハイキングやボートなどのアウトドアアクティビティも楽しめ、自然に囲まれながらアクティブな時間を過ごせます。また、冬にはスキーリゾートもオープンし、四季折々の楽しみ方があるのも魅力の一つです。
[るるぶ伊勢-志摩25-るるぶ情報版-JTBパブリッシング-旅行ガイドブック]
アクセス方法
裏磐梯へは、郡山駅からバスで約1時間半ほどでアクセスできます。車でのアクセスも便利で、季節ごとに異なる景色を楽しみながら訪れることができます。
さぁ旅行に出発する準備を始めましょう。